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【夜勤専従看護師】実際に働いて知ったオススメポイントと注意点

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看護師・助産師には様々な働き方があります。
その中から今回は夜勤専従という働き方についてお伝えします。

自分に合った働き方を検討する際の参考にして頂ければと思います。

この記事を読んで分かること

★夜勤専従という働き方がわかる
★夜勤専従のメリット・デメリットがわかる
★夜勤をするときに注意するポイントと対策がわかる

夜勤専従という働き方

今回の内容は夜勤専従をする方だけではなく、夜勤をする際に注意するポイントと対策もお伝えします。
現在夜勤を含んだシフトで働いている人も最後まで読んでもらえると嬉しいです。

ひーちゃん

夜勤専従」という働き方を知っていましたか?

夜勤専従とは・・・
シフト勤務の職場で夜勤のみを行う人。
正社員やフルタイムで働く場合は月に8~9回(2交代の場合)程度の回数行うことが多い。

よく、「夜専」(やせん)と言われます。

夜勤のみの働き方の中にもいくつかの種類があります。

夜勤専従の働き方

  • 正社員で常に夜勤のみ
    2交代の場合、月に9回程度の職場が多い。
  • 正社員で時々夜専
    普段は日勤も行いながら、スタッフが不足している月のみ夜勤専従を行う。
    夜勤が行えないスタッフが多い職場などでは、シフトが組めない場合に一部のメンバーが1〜2ヶ月のみ夜勤専従になる。
    →この場合も夜勤の回数は8〜9回程度が多く、週休以外の休みの日を有給扱いにする場合・しない場合がある。
  • 希望する日数働く
    非常勤職員で、自分の希望回数のみ夜勤を行う。
    週1回や月1〜2回程度から選択できる病院もある。

私は現在、助産師としての勤務は月に4~6回程度夜勤専従で働き、その他の時間で助産師以外の仕事を行っています♪
(この場合は非常勤・パートとなります)

夜勤専従をおススメするポイント3つ

同じ時間を働いても給料がたくさんもらえる

夜間帯の勤務では、賃金の割り増しをする必要があります。

労働基準法では、
深夜(22時~翌5時)の労働に対して基礎賃金の25%以上を上乗せすると規定されています。

夜勤ではこの深夜勤務が含まれるため日勤帯に働くよりも給料が割増されます

看護師の月額給与

出典:公益社団法人日本看護協会 「2017年 病院看護実態調査」 結果報告
URL:https://www.nurse.or.jp/up_pdf/20180502103904_f.pdf

上記の表の基本給与額と税込給与総額に6~7万円程度の違いがありますが、この多くを占めるのが夜勤手当になります。

平均夜勤手当額の推移

出典:公益社団法人日本看護協会 「2017年 病院看護実態調査」 結果報告
URL:https://www.nurse.or.jp/up_pdf/20180502103904_f.pdf

夜勤手当は2交代の場合、1回の夜勤につき、おおよそ1万円程度となります。

夜勤専従の場合、月に8~9回の夜勤を行うため、8~9万円の夜勤手当がつく計算になります。

正社員の場合、残りの休みの日を週休扱いにするか、年休の消化になるかは職場によって異なります。

夜勤専従のみでの就職の場合

特別手当がつく病院もあり、さらに給与が上がる場合もあります。

ひーちゃん

私がこれまでに働いた病院では、夜勤専従特別手当として
1回1~2万円の上乗せがある病院もありました。

知り合いにはこんな人もいました。

私は月に7回の夜勤で35万以上もらっています♪

1ヶ月の半分以下の勤務日数で十分生活ができていました!

日中に動けるので買い物やお出かけが楽

夜勤専従の場合「2交代では16時~翌9時」など夜間のみの業務のため、朝に仕事が終わった後は自由に時間を使うことが出来ます

日勤終わりですと閉まっているお店に行くこともできます。

また、「日勤の次の日に夜勤」・「夜勤明けの次の日に日勤」ということもなく、夜勤のみであれば生活リズムが整えやすいという方もいます。

ひーちゃん

私は、少し仮眠をしてから舞台やコンサートに行くことがあります♪
働いた日も自由に使える時間が長いのも夜勤の良いところです!

休みの数が多い

月に8~9回(2交代)の夜勤の場合、休みの日数は…
月8回の場合⇒休み15日
月9回の場合⇒休み13日

週休2日の場合月の休みは10日前後のため、夜勤専従の方が確実に休みの数が多くなります

休みを増やしても給料が確保できる

子育てをしていたり、他に時間を使いたい事がある場合、非常勤職員として「働きたい日数を働く」という選択肢もあります。

日勤だけに比べると給料が多くもらえるため、少ない勤務日数で済ませる事ができます。

夜勤専従の注意点と対策

生活リズムが崩れやすい

人間の身体は日中おきて、夜眠くなるように出来ています。
夜間起きて仕事をするということは体へストレスをかけているため、体の不調につながる場合もあります。

自律神経のバランスも崩しやすいため、自分に合ったストレス発散方法や健康的な生活を送る工夫が必要になります。

体調を整える対策については後ほど詳しく紹介しますが、自分に合った生活リズムを手に入れる事が大切です。

体調が整わない・不調が出ている場合は、無理せず夜勤を減らす・辞める選択肢も大切です。

無理をして給料をたくさんもらっても、体調を崩しては自分の人生を楽しめません。
自分が毎日を楽しめる範囲で行いましょう。

ひーちゃん

月に9回の夜勤をしていた時に体調を崩してしまった事があり、私には6回程度がちょうど良いという事がわかりました♪

他の人と予定が合わない

夜勤専従の場合、勤務日数が少ないため休みを人と合わせやすいというメリットがあります。

夜勤明けの日などは早く寝る・疲れたから出歩かないという方もいますので、夜勤明けの日の活用方法は人それぞれです。

私は一人で出かけることも好きなので、夜勤明けもしっかり楽しめています♪

シフト勤務だと友人や家族とスケジュールが合わない

シフト勤務なので土日に勤務が入ることもあります。
そのため、土日休みなど固定の勤務の人とは休みが合わせにくくなります。

夜勤専従になる方法

現在働いている職場で夜勤専従になる

ママさんなど夜勤を出来ないスタッフが多い職場ですと夜勤のシフトが回らず夜勤を頼まれる場合もあると思います。

合わなければ元の勤務体制に戻せるので、一度行ってみて自分に合うかを試してみるのも一つです。

新しく夜勤専従で働ける職場を探す

今働いている職場が夜勤専従を募集していない場合は、他の職場を探すことになります。
先程もお伝えした通り、日勤のみしか働けない人も一定数いるため、夜勤専従を募集している病院も多数あります。

転職をしてしまうと、元に戻すことは難しいので、しっかり調べてから行動するようにしましょう♪

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夜勤でも体調を整える方法

生活リズムをできるだけ崩さない

夜勤明けの過ごし方は人それぞれありますが、体調を崩さずに生活をするためにおススメとされているものがあります。

夜勤前:
★朝一度起きて普通に生活をする
★夜勤に行く前に少し仮眠をとる

夜勤中:
★夜勤中に仮眠を出来るだけ取る

夜勤明け:
★夜勤明けは出来るだけ起きている
★夜勤明けに仮眠をとる場合は短時間で
★夜勤明けの日は出来るだけ早く寝る

夜勤明けの疲労は職場やその日の忙しさによって異なると思います。
日によっては仮眠が取れなかったという方もいると思います。なので、「絶対に夜勤明けの日中は寝ない」などを決める必要はありません。

その日の体調や気分に合わせて変化させても大丈夫なので、基本のできるだけサーカディアンリズムに合わせて生活をするというのを試してみてください♪

自分の心と体を癒す方法を持っている

生活リズムが崩れてしまうと自律神経が乱れやすくなります。
看護師の皆さんであれば、精神状態が身体に影響してくることをよくご存知かと思います。

自分に合ったリラックス方法を身につけておきましょう。

オススメの心を癒す方法:

  • 呼吸法
  • 適度な運動
  • アロマセラピー
  • 読書など一人の時間をもつ
  • 睡眠グッズを充実させる

上記に挙げたものは、すべて私も実践しています。

ひーちゃん

適度な運動というと「軽い運動」ですが、私は1〜2時間ハードな運動をしてリフレッシュしています♪

リラックス方法は自分に合ったものを見つける事が重要です。
色々試してみて、「心から楽しめる」ものを見つけていきましょう。

看護師の働き方は色々選択肢があります。

ずっと同じ働き方ではなく、その時々の自分に合った働き方に変化させていくことが大切だと思います。

夜勤にはメリット・デメリットがあるので、両方を知って自分に合った働き方を選ぶ参考にしてもらえればと思います♪

最後まで読んでいただき、ありがとうござました。