看護師・助産師の方が自分に合った働き方を見つけて、笑顔で仕事ができる人を増やしたいという思いの看護師応援ブログです。
助産師のひーちゃんと申します。
一緒に自分に合った働き方を見つけていきましょう♪
看護師として就職して、
「思っていたのと違う…」
「私、看護師に向いていないのかな…」
この様に感じている方、いませんか?
私はその一人でした。
仕事のスピードについていけない…看護師向いてないのかな…
毎日の忙しさに追われて、仕事をこなしている感覚が強くなっていました。
そんな私でも看護師の仕事を選んでよかったと感じられるようになった瞬間があります。
それは、
★アロマセラピストの資格を取って自分の武器を見つけたとき
★一つの職場に縛られなくなって自由に働けるようになったとき
この考えに至った要因は、
たくさんの選択肢から自分に合う職場を見つけて、強みを生かした仕事が出来ているから
「看護師向いていないかも…」「もうやめようかな」と思っている方に、
「これなら私にも向いているかも」「もう少し続けてみようかな」
と考えるきっかけになればと思っております。
★看護師・助産師の働き方の幅広さを知れる
★働く場所の種類だけじゃない、一人一人に合った働き方を探すことの重要性と探す方法を知ることができる
「働く場所」はどんなところが思いつきますか?
私は助産師として働いており、周囲も大半が産婦人科で働いている人・助産師として仕事をしている人が多いため、「助産師の働き方」を事例にお伝えしていきます。
看護師さんで別の科で働かれている方にも参考になる部分はたくさんあると思います。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
自分が向いている「働く場所」の探し方
職場の種類と向いている人
「看護師として働く」といっても様々な働く場所があります。
看護師・助産師の職場の種類:
病院(大学病院、総合病院、個人病院など)
クリニック(有床・無床)
介護保険施設(介護老人保健施設、介護医療院、居宅サービス事業所など)
訪問看護ステーション
社会福祉施設
保健所
都道府県・市区町村などの役所
看護師等学校養成所
研究機関
助産院
イベントナース、ツアーナース
企業
養護教諭(学校、保育園など)
ライター、SNS情報発信
個人経営、起業
上記の分類の中でもさらに細かな分類で分かれている場所も存在します。
複数の働く場所が提携している場合もあります。
それぞれの職場に向いている人
同じ看護師でも少しずつ向いているタイプの人は異なります。
それぞれの場所に向いている人の例をいくつかあげます。
大病院での働き方が向いている人:
★教育を丁寧に受けたい人
★師長や部長などのキャリアアップを考えている
★系列の学校の教員を目指している
★安定した環境を求める人
規模が比較的大きな病院では、給料や立場が守られやすく安定した環境を求める方に向いています。また、教育プログラムや、研修が充実していることが多いです。
マニュアルがしっかり決まってるから、変えていくのが大変…
柔軟に対応していきたい・どんどん挑戦をしていきたいという人には物足りない場合も。
クリニックが向いている人:
★自分の生活に合わせた働き方をしたい
★自分の意見を仕事に活かしていきたい
★病院のカラーに合っている人
大きな病院に比べて独自の売りをもっているところが多いため、自分の求めるものと合うところを見つけると働きやすい場合が多いです。
クリニックや個人病院では規模が小さいため経営が安定しておらず、ボーナスが減ったり・急に雇用条件が悪くなったりするリスクがあります。
休みは多くないけど、子どもが体調を崩したときは柔軟に対応してくれるから働きやすい♪
学校で働くことが向いている人:
★人に教えることが好きな人
★人が成長するのを助けることにやりがいを感じられる人
★人と関わるのが好きな人・平等に関われる人
教育の場では、患者さんではなく「学生」との関わりがメインとなってきます。
学生の成長のために、全員の細かな変化に気を配る必要があります。
人に教えることが好き♪一人一人と深くかかわるのが楽しい♪
役所で働くことが向いている人:
★時間や働く曜日が決まっている生活がしたい人
★安定した地位を求める人
役所で正社員勤務となれば、公務員と採用される場合もあります。
立場や給料などを安定させたい人にとっては嬉しい職場です。
夜勤が無かったり、土日休みなので休みの予定が組みやすいというメリットも。
保健師の資格が必要だし、毎年採用があるわけじゃないから、なるのが大変…
個人で働くことが向いている人:
★自分のペースで働きたい人
★「やりたいこと」が明確な人
★不安定な環境を楽しめる人
個人での働き方は様々で、個人が考えるアイデアの数だけ働き方があります。
自分がやりたいことになんでも挑戦できる♪
デメリットとしては、仕事として成立し収入を得られるかはやってみないと分かりません。どうなるか分からない不安定さを楽しめる人に向いている働き方です。
「働く場所」情報収集のポイント
働き方は他にもたくさんあるので、自分の興味がある働き方について検索してみると実際に働いている方の意見がたくさん見つかると思います。
情報収集の場所:
★友人・知人に効く
★転職サイトを活用
★ネットで検索する
★研修・勉強会・セミナーなどに参加する
★アルバイト・副業をしてみる
個人の意見:
信頼できる人からであれば、メリットもデメリットも率直な意見を聞くことが出来ます。
しかし偏った意見もあるため、その人の価値観に注意する必要があります。
転職サイト:
「個人で働く」については情報収集が出来ないですが、「どこかに勤める」場合は様々な人からの意見がそろっているので、メリット・デメリットが集まりやすくおススメの情報収集ツールです。
研修やセミナー:
看護師・助産師が集まるため、情報収集にはおススメの場所です。
同じ興味を持って研修を受けた人であれば価値観や求めるものが近い場合もあります。
私も研修で会話したのをきっかけに転職を決めたこともあります。
様々な場所に積極的に参加して情報を集めていきましょう。
「働く場所」について情報を集める時のポイント:
- メリット、デメリットの両方を確認し、デメリットを受け入れられるか確認する
- 転職サイトではデメリットを教えてもらえないことがあるので、事前に想定をして質問をする
- 一人の話ではなく、出来るだけ多くの人の意見を聞く
幸運の神様は人と一緒に来ると言われています。
人とコミュニケーションを取ることは自分を良い方向に進めるためにとても大切です。
集めた情報に自分の強みを掛け合わせる
では、働く場所を選べばそれでおしまい?
場所を選ぶだけでは不十分です。
もちろんそれぞれの「場所」の特徴が自分に合っているかも大切ですが、
「場所×○○」が重要です。
大切なことは「場所×強み」です。
「病院」×「専門分野」
「施設」×「整体の技術」
「個人」×「ブログで情報発信」←私
など
それぞれの働く「場所」というものは思いつきやすいです。
しかし、
「場所」だけでは「自分らしく」が見つけにくい
「○○で働いている」だけでは自信にはつながりにくい
掛け合わせかたで仕事の種類は無限大。
例えば、
「教えることが好き」なとき
「学校」×「教えること」=「教員」
これはすぐに思いつくと思います。
でも、
「病院」×「教えること」=
「患者指導に力を入れる」
⇒指導方法について学び、「患者向け教室の開催」を充実させる。
「学生指導に力を入れる」
⇒指導者研修を受け、新人研修や学生指導に関わって力を発揮。
「クリニック」×「教えること」=
より自分が興味のある分野の患者指導教室を開催させてくれるクリニックもあるかもしれません。
私が働いていた個人病院も「こんなクラスを開催してみたい」と伝えたら大きな病院に比べて、小回りがきくので、すぐに開催まで持っていくことが出来ました♪
「個人」×「教えること」=
- 企業や行政に自分を売り込んでいく
- 専門分野を活かして市区町村などの行政と委託して「市民講座」等を開催する
- 企業で講習会を行ったり、サポートメンバーに加わる
- SNSなどで情報発信をして、自分の経験や知識を活かした活動
- 自分で新たなサービスを立ち上げる
私は、病院ではカバーできないような、産後のサポートをしています♪
(助産師ではなく、看護師で産後のママをサポートする活動をしている方もいらっしゃいます)
「教えること」以外にも様々な「強み」の種類はたくさん。
例えば、
「一つの技術を極める」「深く調べる」「会話をする」「書き記す」「きっちり正確に行う」「柔軟に適応していく」「出来るだけ早く終わらせる」「人の話を聞く」「メンバーをまとめる」「新しい知識を得る」…
得意なこと・好きなことは人それぞれ。
自分の好きなことが、それぞれの「場所」とどのようにかけ合わせられるか考えてみましょう。
その中から、より自分に合うものを見つけられると、
★「働くことの楽しさ」を感じやすかったり
★「自分が成長している」と感じられたり
しやすくなります。
その結果、「仕事を続けたい」に繋がりやすくなると考えます。
「場所×強み」
「場所」には今働いている病院以外にも様々な場所を組み合わせてみて、自分の得意が活かせる場所を探してみましょう。
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「場所×強み」で自分に本当に合う職場を見つけましょう。