看護師・助産師の方が自分に合った働き方を見つけて、毎日を笑顔で過ごせるお手伝いをしています。
助産師のひーちゃんと申します。
一緒に楽しい毎日を過ごす方法を探していきましょう♪
人生の目標・人生でやりたいこと、考えたことありますか?
「人生」と言われてしまうと、
人生の目標なんて…そんな大きな目標なんて無いよ…
人生の目標を考えても、どうせできないだろうからな…
と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も数年前までは、
自分のやりたいことなんてないなー
今が楽しければそれでいいかな…
こんな気持ちで過ごしていました。
それと同時に、
「ずっとこのままでいいのかな」「死ぬとき後悔しないのかな?」とも考えていました。
そんなモヤモヤしている中で、学んだことがあります。
価値観に沿った「自分のやりたいこと」を知ることの大切さです。
自分の本当にやりたいことに気が付くことで一本筋が通って考えがぶれなくなり、
「具体的な計画」を立てられることで、今を楽しむことにもつながりました。
「価値観って何?」「やりたいことが思いつかない…」という方へ
・「価値観マップ」を作成する
・「大事なやりたいこと」の考え方を知る
この2つがおススメです。
私の場合「今やりたいこと」に集中したいタイプだったので「将来やりたいこと」というのはなかなか思い描けませんでした。
価値観マップを作成して、私の大切なことは「自由と挑戦」という事がはっきりしました。
大切することが決まった後は、やりたいことが見つかりやすくなりました。
例えば…
「自由に生活したい」に向けて、
- フルタイムじゃない働き方を続けるために副業で月に10万円稼げるようになりたい!
- 大好きな舞台観劇に毎月行きたい!
- 70代になっても自由に動き回れる身体を維持したい!
- 「やりたいこと」を具体的に考えるメリットが分かる
- タイムバケットが「やりたいこと」をはっきりさせるために重要な理由が分かる
- タイムバケットの作り方が分かる
- タイムバケットと自分の働き方を照らし合わせることで、仕事の目標を見つけられる
「やりたいこと」を具体的に考える意味
「やりたいこと」を細かく考えると毎日の生活にプラスのメリットがたくさんあります。
具体的な目標を立てるメリット:
★具体的な行動が決まる
★優先順位が決まる
★仕事が楽しくできる
★仕事とプライベートのバランスがとれる
具体的な行動が決まる
目的が無いと行動が決まりません。
「価値観マップ」などでゴールとなる自分の価値観が分かったと思います。
しかし、それだけでは不十分です。
ゴールに到達するまでの通過地点や経路・移動手段を考えないといけません。
例えば…
東京から北海道に行くことが決まっているとき
・どうやって行くのか?
・どの駅を利用するのか?
・何時までに何処に到着するのか?など
細かい計画を立てる必要があります。
価値観マップや「大事ななりたいこと」はゴールや向かう方角をはっきりさせることにはとても役立ちます。
次は、具体的な行動計画を立てていきます。
行動計画を立てるとき、「タイムバケット」は重要なツールになります。
SOAPで記録を書くときと一緒
看護師さんが記録を書くときによく用いるSOAP。
SOAPで自分についての記録を書くとしたら、
S:自分の今の気持ち「辞めたい」「辛い…」など
O:価値観マップでの明らかになった価値観・得意なことなど
A:「やりたいこと」を考察
P:具体的な行動計画←タイムバケットはここをより綿密に計画します。
行動目標と行動計画の両方があるからこそ看護を実践できます。
同じように自分の人生も行動目標と行動計画を立てていきましょう。
「やりたいこと」で仕事が楽しくなる
「やりたいこと」の行動計画は、プライベートと仕事の両方が大切。
自分の目指すべき方向性(価値観)に合った行動計画が無いと、仕事もプライベートも楽しさを感じにくいです。
両方とも自分の価値観に合っていれば苦痛と感じることがありません。
そして、両方を楽しめると人生を心から楽しむことができます。
仕事はやりたくないけど、趣味のためには頑張らないと!
こんな思いで毎日仕事に行くよりも、
仕事も趣味も楽しいから毎日が幸せ♪
こちらの方が絶対に良いですよね。
「タイムバケット」を活用して「楽しくない」日々を変える
タイムバケットを使って「やりたいこと」を具体的な行動計画にします。
タイムバケットを作ることで人生の目標に向かってすぐに行動しやすくなります。
「いつかできたらいいな」「将来やりたいな」を無くします。
タイムバケットの魅力:
★時期を分けて目標を立てるので「すぐにやること」が明確になる
★長期的な目標が立てやすい
★死ぬ直前に後悔することが少なくなる
タイムバケットの作り方
作り方はとっても簡単です。
タイムバケットの作り方:
10年ごとに分けてやりたいことを書き出していく。
これだけです。
紙に手書きをしても、パソコンで打ち込んでも、スマホのメモに入れても、大丈夫です。
今の年齢から10年ごとに区切って枠を作成します。
25歳であれば、
20代:
30代:
40代:
…
70代以上:
そして、それぞれの枠に
その年代で「やりたいこと」「達成したいこと」
を記入していきます。
書くときのポイント
★お金や今の立場に縛られずに書く
お金がないから、これは無理かな~
介護や子育てが忙しいから厳しいだろうな~
最初は出来ない理由は考えずに書いていきます。
「バケツでプリンを作りたい!」
「エベレストに登りたい!」
こんな目標でも大丈夫♪
私の目標の一つにこんなものもあります。
富士山の見えるところに住みたい!
★できるだけ「影響の輪」を意識して自分で達成できる計画を立てる
例えば、
〇「○○に住みたい」
↑自分で引っ越しをすれば達成できる
×「宝くじで当選したい」
↑自分がどんなに頑張っても当選するとは限らない
でも、今は無理そうなことでもどんどん書いていきます。
書くことで目標に向けた行動を考えて、自分の行動を変えていくことが出来ます。
「結婚したい!」
⇒今の生活じゃ出会いがないから「人と出会う場所に出向いていかないといけないな」など。
「影響の輪」について詳しく知りたいという方はこちらの記事を参考にしてください↓
「タイムバケット」事例紹介
具体的な書き込み内容の一例をあげます。
皆さんが自分のタイムバケットを作る際の参考にしてください。
20代
・2年間ワーホリで海外に行きたい
・○○の資格を取りたい
30代
・結婚したい
・○○に住みたい、家を建てたい
・子どもが欲しい
・海外旅行に〇回行きたい、○○に行きたい
40代
・海外で暮らしたい
・助産院を開きたい、フリーの助産師として活躍したい
・月に1回高級ホテルのディナーに行きたい
50代
・仕事を週に3日くらいにして残りの日は趣味を楽しみたい
・沖縄に住みたい
60代
・身体に無理のない範囲で仕事をしたり、楽しいことを見つけていきたい
・神社巡りをしたい
・毎月、家族や友達と旅行に行きたい
70代~
・仲良し夫婦で手をつないで毎日お散歩したい
・新しい趣味を見つけたい
書く内容は、人によって全然違います。
自由に好きなだけ書いていきましょう。
見直すポイント
書き終わったら、見直してみます。
見直しポイント:
★今、「やりたいこと」に向けて行動できていますか?
★今の過ごし方を継続して、「やりたいこと」は達成できそうですか?
書いてみると分かるのですが、やりたいことは20〜40代頃の若いころに集中しやすいです。
年を取ってからやりたいことというのはなかなか思いつきにくいです。
タイムバケットは一度作ったら終わりではなく、定期的に見直して「達成できたこと」「追加したいやりたいこと」などを追記していきます。
この目標は達成できたけど、もっと上の目標を立てて挑戦してみたいな♪
これは興味が無くなっちゃったから、今はやらなくてもいいかな…
タイムバケットの目標に合わせた具体的計画を立てる
やりたいことに向けて「今からしないといけないこと」・「今のうちに考えておかないといけないこと」があると思います。
ずっと待っているだけでは目標は達成できないので、毎日行動を積み重ねていくことが大切です。
イチローの名言
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行く、ただ一つの道
これはとても有名な言葉ですので、ご存じの方も多いかと思います。
期限のある目標を立てるとより具体的な計画になります。
そして、具体的で小さな目標を一つずつクリアすることで大きな夢を達成することができます。
優先順位とバランスを考える
すべての「やりたいこと」ができると良いのですが、私たちの時間は1日が24時間しかありません。
出来ることは限られているので、優先順位をつけることが必要です。
でも、
優先順位が低かったものについてすぐにあきらめる必要はありません。
複数のやりたいことをどうしたら両立できるのかを考えます。
★仕事では30代のうちに資格を取って専門分野で活躍したい。
★家庭内では子どもがまだ小さいので出来るだけ一緒に過ごしたい。
↓
家族との時間を最大限に作るにはどうしたらいいか。
専門分野の資格を取るには、研修や勉強はどのくらい必要で、時間は確保できそうか。
家族に協力を得て勉強する時間を確保したり、家事代行を利用して自分の時間を作ることで両方の目標に向かって行動できるかもしれません。
優先順位を付けたうえで出来るだけ多くのことに挑戦できるように考えていきましょう♪
「タイムバケット」と自分の働き方を照らし合わせる
仕事に関しての目標や「やりたいこと」を書き出します。
・いつ、どんな働き方をしたいか
・休みはどのくらい欲しいか
・給料はどのくらいあれば目標に合った生活が出来るのか
・どんな人と働きたいか
・何を大切に仕事をしたいか
など
価値観マップと「タイムバケット」のやりたいことを照らし合わせながら具体的な行動を練っていきます。
例えば、
私は「自由に仕事をする」が大事な28歳の女性。
50代の「やりたいこと」の一つに、
「仕事を週3日にして、他の日は趣味に時間を使いたい」
この場合…
★いくら貯金をする必要がある?
⇒50歳までに3000万貯金をしたい
★自分の単価をあげるにはどうしたらいい?
⇒35歳までに副師長試験に合格してキャリアアップをする
★他にお金の管理で出来ることは?
⇒家計の見直しをして1年後までに月10万円を貯金・投資に回せるようになりたい
最終的な目標は50代の欄に記入しますが、目標に向けた計画は今すぐに動き出すことが出来ます。
「タイムバケット」と仕事の照らし合わせるポイント
「仕事」に焦点を当てて「やりたいこと」と今の生活が合っているかを照らし合わせて考えてみましょう。
ライフプランに合わせて仕事を考えるとき
ライフプランに合わせて立てた目標と仕事を照らし合わせる方法を具体的に行ってみたいと思います。
・家庭を持ちたい
→もし旦那さんの転勤で地方に移動になったら仕事はどうする?
キャリアアップについてはどう考えている?
・子どもが2人欲しい
→今の職場はママさんたちは活躍している?
妊婦さんへの対応はどう?
今の職場はママさんも多くて、妊娠中は仕事内容を調節してくれるなど妊婦さんにも優しい環境♪
産後もフルタイムで働いていたり、師長や部長もママさんたちがたくさんいる!
⇒今の職場でキャリアアップをしていきたいので、キャリアアップに向けた研修を積極的に受ける
・子どもが産まれてからも仕事を続けたい
→今の職場でもそれは可能そう?
・子どもが成人したら田舎に移り住みたい
→何処に行きたい?仕事は続ける?どんなところで働きたい?
・10年後には海外に移住したい
→仕事はどうする?それまでに勉強・資格取得などしておいた方がいいことは?
毎日の生活に合わせて仕事の計画を立てるとき
こちらも考え方の例を少しあげてみます。
・毎月旅行に行きたい
→休みはどれくらい欲しい?給料はどのくらいあれば足りる?
・好きな時に舞台を観に行きたい
→休み希望はどのくらい出せる?月に何日くらい休みが欲しい?
・家族との時間を大切にしたい
→シフト勤務と土日休みどちらが予定が合う?
子どもに何かあったときの対応は誰がする?
今の職場はママさんに優しい?
仕事とプライベートのバランスは人それぞれ。
自分にとって心地いい割合で、どちらかを犠牲にすることなく、自分の価値観に合った計画を考えていくことが大切。
自分の生きる方向性(価値観)を知って、目標と具体的な計画は立てられましたか?
自分を深く知ることが出来れば、今までより幸せな毎日を送れる準備が終わりです。
あとは、計画に沿って行動をしていくのみです。
この「行動をする」ということが、一大事だと思います。
一緒に行動していけるようにこのブログで皆さんにおススメの情報をこれからも発信していきます。
「わかっててもなかなか行動できないよ…」という方が、最初の一歩を踏み出すきっかけが作れるように頑張ります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。